シーサークラブ ~花ざかりな君たちへ~:2011年07月
シーサークラブ ~花ざかりな君たちへ~:2011年07月
1991年 第2回 イングランド大会第2回ワールドカップは、初回の興行的成功を受けてIRBが運営に乗り出したはじめての大会でもある。
イングランド、アイルランド、ウェールズ、スコットランド、フランスの、いわゆる北半球ファイブ・ネイションズがホストをつとめた一大イベントであったが、ここでは便宜上「イングランド大会」としておきたい。(IRB宗主国としてリードをとり、決勝戦が行われたのもイングランドのTwickenhamであった)
本大会ではエリア別の予選も行われ、32のチームがシードされていない8つの椅子を争って戦った。本戦へは前回同様16ヶ国が出場。その頂点に立ったのは、南半球のオーストラリア・ワラビーズであった。
準々決勝ではアイルランドとの歴史に残る大激戦を最後の1分での逆転で制すると、準決勝ではその勢いで優勝候補の大本命であったニュージーランドを下し、オールブラックス連覇の夢を砕く。決勝では地元イングランドを退け、見事に初優勝を勝ち取った。
大会の序盤を沸かせたのは、第1回大会で招待から漏れた西サモア(現サモア)。緒戦でIRBオリジナルの一角・ウェールズを撃破し、今大会で優勝するオーストラリアにも肉迫。見事にウェールズを蹴落として予選リーグを突破し、前回大会に出場できなかった鬱憤を晴らした。
日本は、ジンバブエを大会最多の9トライを奪う猛攻で下し、はじめての(そして現時点では最後の)ワールドカップにおける勝利を飾っている。
ときになるNBC空気アイアンマン·ワールドチャンピオン2012コナ準々決勝の逆転劇
この大会が「最高のワールドカップ」と呼ばれる機会が多いのは、その試合内容の質の高さに拠るところが大きい。
特に準々決勝でのオーストラリアとアイルランドの一戦は、果敢に展開ラグビーを広げる両チームの、逆転に次ぐ逆転となる最高のゲームとなった。
残り5分、15-12でオーストラリアのリード。アイルランドは自陣ゴールラインから繋ぎ、ウイング Jack Clarke からのパスを受けたフランカー Gordon Hamilton がゴール左隅に飛び込み、15-16と逆転する(当時のトライは4ポイント)。コンバージョンも決まり、その差は3点。勝利を確信したDublinの5万人の観衆は、大歓声をあげる。
しかし、負傷交代のNick Farr-Jonesに代わりキャプテンを務めるMichael Lynaghはチームを集めると、静かに、冷静に、次のプレーを指示したという。
残り1分。オーストラリアはゴール前のスクラムから右へ右へと展開し、最後はそのMichael Lynaghが、再逆転のトライを決める。
一転して水を打ったように静まりかえるフィールドに、ワラビーズの雄たけびだけがこだました。
ワールドカップでも2度の優勝(南アフリカと並んで最多)を誇る、世界最強国のひとつ。
そのワールドカップ誕生時には、生みの親とも言える働きかけをした。
ニュージーランド、南アフリカと共に南半球最強を争うトライネイションズを形成している。特に隣国ニュージーランドとは積年のライバルであり、1931年からずっと両国の対戦では「ブレディスロー・カップ」が賭けられている。この試合は2009年に日本でも開催され大きな話題を呼んだ。なお、南アフリカとは2000年よりマンデラ・チャレンジ・プレートを賭けている。
ユニフォームは黄土色のようだが、意味するものとしては金。国家にうたわれている "Golden Soil"(黄金の大地)から来ており、サッカーなどでも代表のチームカラーになっている。
ワラビーズの由来
豪州に広く生息する有袋動物であるワラビーをニックネームに持つ。
これは1900年初頭にニュージーランドがメディアから「オールブラックス」と呼ばれるようになったことに刺激を受け、オーストラリア代表も何かニックネームを持つべきとして決められた。公式には1908年の英国・北米ツアーで使われるようになったとされるが、国内ではもう少し前から使われていたとの話もある。
また、代表チームは「ラビッツ」と呼ばれることもあったが、土着の有袋類を脅かす外来種であるウサギは害獣と見られており、これはチームに拒否されている。
当初「ワラビーズ」とはツアーに出るナショナルチームのみに使われる呼称であり、国内で戦う場合は、単に「インターナショナル」と呼ばれ、分けられていた。また、漠然と「ワラビーズ」と呼ばれるのではなく、大きな世代交代を堺に「ファースト・ワラビーズ」「セカンド・ワラビーズ」と順に名付けられ、報酬面でもインターナショナルよりもワラビーズの方が大きかったようだ。この呼ばれ方は1980年代の「エイス・ワラビーズ(第8期ワラビーズ)」で終りを告げ、以降は代表チームを全て「ワラビーズ」と呼ぶようになっている。
ちなみに「ラグビー・リーグ」の豪州代表は「カンガルーズ」。言うまでもなくオーストラリアを象徴する有袋動物である。両� ��はワラビーズの呼称が定まった直後の1909年に対戦しており、結果は29-26でカンガルーズの勝利であった
ワラビーズの由来豪州に広く生息する有袋動物であるワラビーをニックネームに持つ。
これは1900年初頭にニュージーランドがメディアから「オールブラックス」と呼ばれるようになったことに刺激を受け、オーストラリア代表も何かニックネームを持つべきとして決められた。公式には1908年の英国・北米ツアーで使われるようになったとされるが、国内ではもう少し前から使われていたとの話もある。
また、代表チームは「ラビッツ」と呼ばれることもあったが、土着の有袋類を脅かす外来種であるウサギは害獣と見られており、これはチームに拒否されている。
当初「ワラビーズ」とはツアーに出るナショナルチームのみに使われる呼称であり、国内で戦う場合は、単に「インターナショナル」と呼ばれ、分けられていた。また、漠然と「ワラビーズ」と呼ばれるのではなく、大きな世代交代を堺に「ファースト・ワラビーズ」「セカンド・ワラビーズ」と順に名付けられ、報酬面でもインターナショナルよりもワラビーズの方が大きかったようだ。この呼ばれ方は1980年代の「エイス・ワラビーズ(第8期ワラビーズ)」で終りを告げ、以降は代表チームを全て「ワラビーズ」と呼ぶようになっている。
ちなみに「ラグビー・リーグ」の豪州代表は「カンガルーズ」。言うまでもなくオーストラリアを象徴する有袋動物である。両者はワラビーズの呼� �が定まった直後の1909年に対戦しており、結果は29-26でカンガルーズの勝利であった
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